玄関へ

「大塩の乱関係論文集」目次

○天保八丁酉年二月廿日、京都所司代松平伊豆守殿より伏見奉行加納遠江守殿へ 　　左之通り御達書一通到来有之		管理人註
	加納遠江守 　跡部山城守組与力大塩格之助父隠居平八郎、同組与力同心五六人外百姓共 　致徒党候風聞ニテ、咋十九日巳ノ刻頃、平八郎天満居宅近所、同組与力宅 　へ火ヲ懸、其後棒火矢又ハ鉄砲等打散シ、所々ヨリ火ヲ懸、燃上リ候ニ付、 　町奉行御目附召捕手当申付候、仕宜次第打捕、切捨等モ致候様申渡候、依 　之右徒党之者共、若当表ヘ逃去候哉モ難計候ニ付、万一怪敷者相越候ハゞ 　召捕有之候様、土井大炊頭ヨリ申越候間、得其意其表ニモ手当等可下被申 　付候	『天満水滸伝』 その２９ 幸田成友 『大塩平八郎』 その１４４