広瀬重兵衛が見聞記 その2 |
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広 瀬 重 兵 衛 見 聞 記 |
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落 し 文 連 判 の 名 前 |
連判名前 右連判状は平八郎所持立退に付、此余不分明の由。右は生捕庄司儀左衛門白状の由に御座候。 | |
落 し 文 入 の 袋 |
![]() 御師曾弥二見太夫 *5 とあり、
一、大塩平八郎・同格之助は剃髪致し逃去候。当日所々及放火焼払、歩行淡路町堺筋にて、先鋒の者三人鉄炮に当り打殺され、右に恐怖して皆々武器捨置き、石辺の井戸へ投込逃去候由。其節麟太夫召捕り、大体当日の成行き相分り候。 | |
木 筒 |
一、木筒は松の木にて、丸さ差渡し一尺計り、丈半間余、穴の差渡し七寸許も有之、外には竹の輪入有之。尤雕ぬきに有之候。
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