Я[大塩の乱 資料館]Я
2004.1.30

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「浮世の有様 巻之八」

◇禁転載◇

大塩一件脚本の筋書 その2












大序の幕を開くと、大坂安治川口の掛りにて、足利将軍此所に遊宴有り。

執権職に阿曾部山城といへる者有り、此者叛逆なり。此者の思付にて、川口に浪除山を拵へ、木津川口に千本松を植ゑ、入船の便利宜しく、土地繁昌なさしめんとて専ら其催し有り。

小塩貞八といへる者共叛逆を知り、浪除山の無用なる道理を述べて、将軍の前にて大に争論有りて、山城、小塩に言ひ伏せらる。

将軍これを大に憤り、其場に於て小塩貞八に暇を出し、遊宴しらけしとて、場処を木津川千本松に移して再び酒宴を設く。

小塩一人捨てられて先の処に在り。貞八が女房忰弓太郎を召連れて出来り、色々の仕打有りて幕。

 


「大塩一件脚本の筋書」その1/その3
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