Я[大塩の乱 資料館]Я
2015.2.11

玄関へ

「大塩の乱関係論文集」目次
「大塩の乱関係史料集」目次


『通俗洗心洞箚記』
その39

大塩中斎著 下中芳岳(1878-1961)訳

内外出版協会 1913

◇禁転載◇

上巻 (35) 三五 天人通一

管理人註

日色薄而月光明、 則知者知陰凌陽矣。 見眸子而血気浮、 則明者知邪勝正矣。 天人本是通一、不欺者也。

                    日の色が薄くて、月の光が明るいのを瞻れば、そは、陰の        かたち 陽を凌ぐ不吉の象として知者は之を恐るゝであらう。人にあッ       ひとみ  もう ても、若し、眸子がして血気浮くあるを見るならば、そは、        すがた                 ・・ 邪の正に勝てる相として、明者は之を警むるであらう。天と ・・  も と  ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ 人と、本来、同一本体の発現、欺くことのできぬものである。


『洗心洞箚記』
(本文)その54
 


『通俗洗心洞箚記』目次/その37/その39

「大塩の乱関係史料集」目次
「大塩の乱関係論文集」目次

玄関へ