●コンセプト:
チンギス・ハーンを始まりとする「モンゴル帝国」がヨーロッパ中原まで支配した世界。中世ヨーロッパ世界を根本から破壊されたヨーロッパの明日はどっちだ?!
そして世界の流れは、他の地域はそのまま進むも、ヨーロッパだけが歩みを数百年遅れさせる事になる。
●ターニングポイント:
二代目大汗オゴテイが、我々の世界より10年ほど長生きしたと想定する。これにより、次代大汗とも言われていたバトゥは縦横無尽にヨーロッパ遠征を続け、西へ西へと支配領域を拡大していく。
この変化は、オゴテイが突如「健康人間」に目覚め、大好物の酒(馬乳酒?)を控えて健康に留意した結果とする。
そして次の大汗も、我々の世界で第3代目となったグユンが死んだ後なので、我々の世界での第4代目のモンケが第3代目となって一族内での争いも少し減り、その分各地の統治が進むものとする。(※モンケの次がフビライ)
※:なお、年代表記については、この世界では恐らく「西暦」が使われる可能性が低いのだが、便宜上使用するものとする。文書の原文自体がヨーロッパ由来だと考えていただいても良いだろう。
それでは今回も虚構の旅に出かけましょう。
|