漫才の傾聴
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漫才にはボケ役と突っ込み役があり、ボケ役が話し手、突っ込み役が聞き手です。コーチングの観点からみると、クライアントがボケ役で、コーチが突っ込み役です。

傾聴という点から漫才を見れば、結構突っ込み役はうまく傾聴していると思います。つまり突っ込むためには傾聴が必要なわけですね。ただ頻繁に突っ込みが炸裂しますので、傾聴は目立たないわけです。

コーチングのセッションは「突っ込みのごく少ない漫才のようなもの」と言ったら賛否両論があると思います。しかし、日頃コーチとして実際にコーチングに携わっている立場からすれば、これは割りと「言えてる」と感じます。突っ込みの限定された漫才のようなノリや雰囲気こそ、クライアントがのびのび話せる環境と言えないでしょうか。

「諸君、喜劇は終わった」

はベートーヴェンの臨終の言葉です。人生を喜劇ととらえてセッションも楽しくやるのがよい、とかねてから思っています。クライアントさんがのびのび話せば、そこにオートクラインという「見えざる手」が働くわけですから。

連続のドタキャン
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Tさんは朝6時から、Yさんは朝7時から、週一で月曜の朝にセッションをしています。

クライアントのYさんですが、7:00amに電話に出たところ、声に元気がありません。聞けばここ数日熱を出して伏せっていたとのことで、

「今朝も熱があるんですよ」

とのこと。もちろん、セッションはしませんでしたが、こんな場合はドタキャン扱いで1回にカウントすべきなのでしょうか。そうは思えません。それでカウントせずスケジュールの変更だけとしました。病気の時はお互い様です。

7:30amごろ、クライアントのTさんから電話がありました。6:00amのセッションは寝過ごしてしまったとのこと。日頃は時間通りの方で、そういうことは今までなかったので、今回はカウントせず大目に見ることにしました。

結局、朝6時からスタンバイしていて全くセッションできませんでしたが、ま、そういうこともあるのです。対応は甘いのですが、そしてこれでよかったのかな、と思わないこともないのですが、人の弱みや失敗に付け込むのは好きではないのです。

女性は30〜40代が旬
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私がやっているネット・コーチングでは通常、クライアントさんの顔がわかりません。もちろん、画像を公開してくださるクライアントさんもいますが、ずいぶん長いことお付き合いしているのに未だに顔を存じ上げないクライアントさんも結構います。と、言って顔がわかったからと言って何が変わるわけでもないのですが。

さて、そんななかにあって、女性は30代〜40代が旬だ、というのが私の正直な感想です。テレビに出てくる女性タレントはやっぱり旬は20代ですね。それからすればかなり上のほうにずれ込んでいますが、外見抜きの感想はやはりそうなります。

逆に20代の女性に対しては、個人的に少々偏見があります。文面も幼いし、メールのマナーもよくない。体験セッションをしても、時間を守らない、すっぽかすという人は20代に圧倒的に多い。外見抜きですから、

「若くてかわいいからま、いいか」

とはならないのです。これに対して、30代40代の女性は考え方も成熟し、思いやりもあり、断然「豊か」な感じです。

これが50代になると、豊かさは後退する感じです。もちろん人によります。

結論としては、外見抜きでコーチングやってる限り、女性は30〜40代が旬、というのが実感なのです。なお、女性ほど顕著ではありませんが、男性も同傾向です。

ブログはコーチの条件
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昨今は個人が情報発信できる時代です。閉じられたSNSというのもありますが、検索エンジンに載って、全世界どこからでも見ることができるのはやっぱりブログでしょう。開設もホームページに比べて圧倒的に敷居が低い。

結局、外に向けて人脈を拡げて行かなければ、人生何も起こらないわけですから、ブログは現代人必須のツールである、と個人的には考えています。したがって、私のクライアントさんには軒並みブログ開設を促しています。だいたい3割が首尾よくブロガーに成っているのではないでしょうか。

首尾よくブロガーになって情報発信を続けている人は、そうでない人に比べてやはり人生に彩り・活気というものが感じられます。その意味ではコーチングをきっかけにクライアントさんにブログを始めていただくことは、個人的には大変意義あることと考えています。と言って、何もクライアントさんにブログ開設を強要すべきだと言うつもりはありません。

ずばり言わせてもらえば、コーチ自身がブロガーであって、クライアントさんにブログ開設を指導・促進できることはコーチの条件であると思います。ブログを持たないコーチというのがもしいたとしたら、私は評価しません。自ら情報発信しない(できない)ようではコーチとしての力量はたかが知れているでしょう。

承認によって元気をもらう場
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私はちょうど4年前にコーチングを学び始めましたが、始めた直後と現在とでは若干スタイルが変わり、進化もしています。

1年目はGROWモデルには無頓着で、現状を聴いてからその対比として目標をとらえていました。そのためにセッションに時間がかかりましたし、セッションの歯切れも悪かったと思います。さらに、当時は問題解決型の実務的なコーチングをしていました。

近年はGROWモデルの重要性を十二分に理解し、これにのっとってセッションを進めるようになりました。その結果、セッションは大体決まった時間に終わらせることができています。また現在は問題解決は十分志向するものの、何よりもクライアントさんを承認することに重点を置くようになりました。

承認第一のコーチングをするようになって、何が変わったかというと、コーチング契約を継続してくださるクライアントさんが目に見えて増えたことです。やっぱりコーチング・セッションとは承認によって元気をもらう場なんだな、という思いを強くしています。

また、元気を扱うためには、承認するに当たって、コーチ側がどうあっても快活で愉快でなくてはならないと考えます。といって変にテンションが高いのも疲れますので、このあたりバランスが取れている必要はあります。コーチがネクラで元気を扱うことなど到底できはしません。

コーチ自身がネアカで元気であるためには、コーチ自身が自分を承認できる生き方する必要がある、と考えています。自分が十分承認できないで、他人を承認するなどできない相談だからです。自分も精一杯生きて、クライアントさんに対峙するのがポイントだと思うのです。
800 米国人と加点主義
799 加点主義こそ家族円満の秘訣
798 何で検索しても
797 雑談して終わり
796 コーチングを信じる

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795 やるべきでないことはやらない
794 ポジティブ・シンキング
793 上司に対するリーダーシップ
792 上京しました
791 おっしゃってることに共感できないですね

*
790 聞き方
789 空気の読めない人
788 減点主義と加点主義
787 下手な考え休むに似たり
786 志なくしてコーチングなし

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785 口先だけの承認では絶対部下を欺けない
784 ゼロ・ベース評価は上司・目上にも有効
783 身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ
782 コミュニケーションは言葉だけにあらず
781 承認はゼロベース評価

*
780 文頭で批判しても、文末で承認する
779 うだうだと人と関わること
778 NLPに対する私見
777 無為にして化す上司
776 究極の自己承認の言葉

*
775 視界狭窄
774 結局コミュニケーションの問題
773 強い心
772 目指すのは9勝1敗
771 格好をつけない

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770 えらいことになってしまった
769 ガチャガチャ感
768 手柄を相手に譲る
767 内なる自分の承認がもらえるならそれでいいじゃないか
766 感謝は承認である

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765 漫才の傾聴
764 連続のドタキャン
763 女性は30〜40代が旬
762 ブログはコーチの条件
761 承認によって元気をもらう場
*
760 行動力、ある人ない人
759 日経経営セミナーは無事終了
758 屋号
757 歩なし将棋は負け将棋
756 我流もまたよし

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755 面の考え方
754 セミナー・インデックス
753 SEO起業塾
752 所変われば品変わる
751 鬱を通告するセッション


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