パーソナル・コーチングではコーチはありのままの自分のほかに、そのクライアントさんのコーチを演じる自分を都度クリエートしているんだな、と最近感じるようになりました。2つの人格を交互に繰り出して、コーチングしているわけです。 そのクライアントさんのコーチを演じる自分をクリエートできたとき、クライアントさんの喜びを自分の喜びとすることができます。その結果、クライアントさんを心から承認できるようになります。またクライアントさんからも承認を返してもらって、逆にクライアントさんからパワーをいただけるようになるのです。 その結果、3セッションくらいぶっ通しでやっても全く疲れなくなります。虚構の世界と言えばそれまでですが、この世は想いの世界ですから、なりきればむしろ虚構が真実になってしまいます。 しかし、何らかの理由で、クライアントさんに共感できず、そのクライアントさんのコーチを演じることがためらわれる時、そのセッションは疲れます。テクニックに頼り勝ちだし、承認というほどのこともできません。そしてクライアントさんも同じように感じているに違いありません。 では単にコーチを演じていればいいのかというと、ここが微妙なところで、客観的な醒めた視点はコーチとして絶対必要です。しかし、客観的な醒めた視点だけでは、クライアントさんと良好な関係を築くことすら難しいでしょう。 クライアントさんに感情移入するだけでは単なるヨイショで終わってしまうし、感情移入できないで距離を取るだけでは、突っ込みを入れるだけに終わってしまいます。この相矛盾するファクターをどうバランスさせるかがポイントなのです。 ただ客観的な醒めた視点は割と簡単ですが、クライアントさんのコーチを演じるためには「愛深き人」でなくてはならないと思います。なかなか簡単なことではありません。
本日1月15日で満48歳、亥年年男です。「お誕生日おめでとう」は違和感あります。また終わりに向かって一歩近づいたわけですから(笑) 前回年男の時は次女が生まれた年、前々回年男の時は米国に交換留学していたころでした。いずれもそう前のことではないように思えます。考えたらあっという間でした。 還暦まであと一巡です。還暦で人の一生はほぼ定まるものとされます。あと12年全力で生きなければなりません。 ところで、ライフワークでやっているコーチングは目標設定がやや難しいところがあります。私は上級資格を目指したいとは思いません。自分のコーチングを他人にとやかく判定してもらうのは気が進まないのです。 もちろんコーチングでもっと稼げるようにはなりたいです。しかし、個人から頂戴する料金には限度があるし、高すぎる料金には反発を感じます。 世の中には馬鹿高い料金を提示している人がいますが、私なら絶対そんな相手にお金を払いたいと思いません。「己の欲さざるところ、他人に施すことなかれ」といいますから、私がそんなのを真似るわけにはいかんのです。 となれば、法人相手に仕事することになります。今年は多少は大きな仕事もいただいていますが、それが終われば後がありません(笑)。法人相手に継続した仕事ができるようになるのが今後の目標です。 本も出したいところです。拙著「ネット・コーチングで開業しよう」は市場に類書はありませんでしたが、今私が考えつく出版企画には類書が多いです。そして類書を読めば十分事足ります。そんなゴミのような企画を本にしてもしかたがないので、自他ともに納得できる企画を生み出す必要があります。 もとよりリソースは限られているので、嘆いてみても始まらない。自分の持っているものを生かして一歩一歩進むしかないわけです^^。
男性にはマッチョな男性もいれば、中性的な男性もいます。これは女性にもあてはまり、女性的な女性と全人的な女性がいる感じです。 どう違うのかと言うと、女性的な女性は陰性がより強いという傾向になります。つまり明快というよりはあいまい、自立というよりは依存、なよっとしたところがあって、やや子供っぽさも残る感じです。これは個性であって、優劣の問題ではありません。 さて、私のクライアントさんは、どちらかといえば全人的な女性が多いのです。やっぱり、コーチングを受けたいという女性は必然的にそうしたタイプが多いのでしょう。しかし、少数ながら女性的な女性もいました。いずれもお顔を存じ上げずコーチングでお付き合いしたわけです。 女性的な女性に共通しているのは、男性に支えて欲しい、甘えたい、という欲求が強いことで、ふとした言葉の端々からその欲求が感じ取れます。女性的な女性ほど男性が必要だということです。もとより女性はダンナ次第で人生が大きく変わってしまいますが、女性的な女性ほどこの傾向が強いように思います。 だからどうだということはないのですが、女性的な女性を理解するには大切なポイントではないかと思います。いずれにせよ、男女というジェンダーは興味深いですね。
コーチ21からメールで認定コーチの合格通知が来ました。コレです。正確には合格通知ではなく、CTPスクエアの入会案内です。CTPスクエアというCTP受講者のOB会に入ったら、認定証はお金がかかりませんよ、どうです、ということ。 う〜ん、放っておいたら5,250円払わなければいけないのですね。いつもながらこの畳み掛けるやり方は見事です。CTPスクエアに入会すると6,300円/年かかりますが、認定証の発行は確かに無料になります。しかし、CTPスクエアは会費が口座自動引き落としで、自動継続のようです。このあたりも実によく考えてあります。 私はCTPの期限が切れていますので、今回は受験料を人の倍の21,000円払っています。これ以上お金を払う心の準備はないとだけ言っておきましょう。もちろん認定証の発行もCTPスクエアもノー・サンキューです。 それに、このメールで十分認定証の代用ができそうです。そう思い立った私は早速pdf化した次第です。これで十分です^^
クライアントのKさんはヨガのインストラクターです。 Kさんの得意の分野は逆転、つまり逆立ちなんだそうです。話を聴いていくと、Kさんが今習っている流派は、トップの先生は素晴らしいが、その弟子があまりぱっとしないのだそうです。そのため、他の流派に浮気すべきかどうか、迷っていると言います。 これだけの材料でも、結構引き出しはできるものです。私はこう問うてみました。 「Kさん、Kさんの今習っている流派の逆転に関して、Kさんは何パーセント習得できていると思いますか?」 答は50パーセントなんそうです。 「じゃあ、残りの50パーセントを極めてみませんか。そして逆転で今の流派を極めたら、他の流派に浮気しませんか。そして将来は人から『逆転のK』と言われるようになりませんか」 Kさんはその気になった様子です。 「逆転の極め方について、その流派のトップの先生に相談に行く、ってのはどうでしょう」 Kさん、そうですね、とうなずきます。 意欲の引き出しのコツは、 ・コアになる専門を意図的に創り出す ・その専門を極める ・その裾野を広げる だと思っていますが、いかがでしょう。 |
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650 コーチングは切り返しでこなすもの 649 情愛 648 選択のコーチング 647 同じ人間として見て味方になる 646 包容力とは * 645 紙は必要悪だ 644 何度でも言う 643 レッツ(Let's)のコミュニケーション 642 他力による安心立命 641 ホームページの相談 * 640 コーチを演じる自分 639 満48歳、亥年年男 638 女性的な女性 637 認定コーチの合格通知 636 専門を意図的に創り出す * 635 アサーティブネスのその上 634 椿姫タイプ 633 被害者口調と承認口調 632 早朝営業・深夜営業 631 絶対者とどう繋がるか * 630 おせちビュッフェ 629 ワンポイントの相談 628 必要なものは与えられる 627 毎回が初回のセッション 626 認定コーチの資格を取得 * 625 離婚とコーチング 624 不遇の時期をいかに面白くするか 623 イエスマンではコーチは勤まらない 622 チャンク・ダウンは問題のすり替え 621 セッションのキャンセル * 620 沈黙がち、途切れがち、そして暗くなりがち 619 整理整頓が不可能 618 異業種交流会 617 日中何をするのか 616 一家に蔓延 * 615 食あたり 614 自己承認 613 戦意喪失 612 電話勧誘 611 フンとハイ * 610 日に新た 609 ブログ記事は残った・・・ 608 悩める人相手のコーチング 607 顔の見えるサイトを 606 孫引きの感化力 * 605 最も求められている善事 604 サイバー空間の墓標 603 結婚相手を見つけるのもウェブ対策 602 ADDへの提案 601 モード切替の前に前置きを *** コーチングを受けてみませんか *** コーチングとは(私見) *** 社会人のためのカウンセリング *** カウンセリングとコーチング *** ビジネス・コーチング入門 *** ライフワーク・コーチングの奨め *** オーケストラ再生のオーディオ *** オーケストラ録音を聴く |
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