わが部屋
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私のコーチング・ルームです。6畳で広くはありませんが、ステレオ・セットが入っています。この部屋に自分の精神世界ができあがってしまっているので、週末はほとんど自分の部屋に籠もっています。もちろんコーチングをやっている時以外は音を出しています。

ラック下に置いてあるのが昨年末に買った真空管アンプです。冬の間は部屋が暖かくなって具合よかったのですが、暖かくなってきて真空管の熱が大変です。4月も下旬でエアコンを入れるのは抵抗あるので、エアコンは入れてませんが、今は部屋にいると汗ばんできます。

とはいうものの自分の部屋が一番落ち着きます。

臨床 作業療法に寄稿
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リハビリ関係者向けの雑誌に「臨床 作業療法」というのがあります。青海社というところから出ています。ご縁あって今年の6月号に寄稿することになりました。目次に私の名前が出ていますね。

掲載誌が届いたので、私の記事だけ記念にスキャナでとってみました。コレです。

一日一件
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私のクライアントさんに結構多いのが、計画を綿密に立てるのだが計画倒れに終わるという悩みです。昔の私もそうだったし、気持ちはよくわかります。

FAXの書き方に一件一葉というのがあります。1枚に1件だけ書く。2件あるときは2枚にする。全くの別件が単に紙面を借りるという形で書かれていると、処理に困るし、整理するにも困りますね。

そこでオススメしたいのが、一件一葉ならぬ一日一件です。だいたい一日にできることはそうは多くありません。であればその日にどうしてもやらなければならない最重点項目だけの計画を立てる。他の事柄は最重点項目ができて余裕があればやる、と気楽に考える。そのほうが結局うまくいくと思うのですがどうでしょうか。

もちろん仕事が立て込んで、分刻みで動く必要のある場合にはあてはまりません。しかし、そういうケースはむしろまれです。一番多いのは、2〜3のやらなければならないことに対して、あれもこれもと注意が分散している状態です。その結果いずれにも着手できないことが多いように思います。

一日一件にすれば、最重点項目から各個撃破していくことになり、最重点項目を撃破することで、調子が出るのです。人間は生き物なので、調子に乗ってはかどるときと、全く乗らないときがあります。まず調子に乗って勢いづくことが肝心なのです。となれば一日一件の目標設定はかえって理にかなっていると言えますね。

第一、一日一件なら計画というほどのことはありません。今日はこれをやるぞ、といった覚悟に近いものです。調子を引き出すにはこの覚悟が大切なのです。

ピンキリの研修講師
727



だいぶ前のことになりますが、中小企業診断士を名乗る某氏から、

「貴殿に連絡を取りたいのだが、電話いただけないか」

というメールをもらったことがあります。電話してみたところ、自分の担当するコーチングの研修で私(杉本)のサイトの文面を全面的に引用したいが、ご許可いただけるだろうか、といったものでした。

「ま、その程度ならお互いさまですから」

ということで、私の方は快諾しました。それからしばらくすると、研修会社の事務局を名乗るところから再び、

「貴殿に連絡を取りたいのだが、電話いただけないか」

とメールが入り、電話したみたところ、

「○○先生の研修で貴殿(杉本)の資料を使うのだが、ご了解いただける旨、一筆いただきたい」

というのです。今度は少々むっとして、

「なんであなた方の都合に、こちらが経費も時間もかけて対応しなきゃならんのですか」

と言ってやった次第です。こんな人たちの相手をさせられてはこちらがたまりません。

で、先日のことです。研修業を生業にしているという某女性が私のサイト経由で、体験コーチングを申し込んで来ました。何を言うかと思ったら、

「今度コーチングの講義をするのだが、自分は他人のコーチング研修に一度参加したきりなので、何かアドバイスをいただきたい。申し訳ないがあなたのコーチングを今後受けるつもりはない」

のだそうです。

と言われても相手はプロなのです。適当に相手するしかありません。正直いささか呆れました。研修講師こそピンからキリまでいますが、なかにはこうした人がいるのも事実のようです。こんな経験をすると、研修講師という人種自体が少々疎ましくなりますね^^

相手を説得する方法
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誰かと感情を分かち合うことができなければ、人生の意味は大幅に減じる

・・・これが人間というものでしょう。いい土地に旅行に行った、いい映画を見た、といった場合、家族や知人も一緒に連れてくれば良かったな、と思うものです。

しかし、ひどいところだったとか、ひどい映画だった、というときは、家族や知人を一緒に連れてくれば良かったな、とは夢思いません。

これを敷衍すると、他人の喜びは自分の喜び、というのが人間の属性です。一方で嫉妬という感情もあり、他人が自分より優れていれば、他人の喜びは自分の喜びとならない場合もあります。

ここに着目すれば、相手を説得する方法が見えてきます。

@相手に世話になったことを大仰なくらいに喜んでみせる
A相手に嫉妬を起こさせないようにする

私は商売人の家に生まれて、自身も商売人のつもりですが、大阪の商人はだいたいこの2つを身につけているものです。

ビジネス・コーチングというのはその大部分が詰まるところ、相手を説得して動かすスキルであり、コミュニケーション以前に上記の2つは極めて重要なポイントです。
750 いいカウンセラーの資質
749 承認の人生と批判の人生
748 後ろ向きの話は短く、前向きの話を長く
747 欠点は改めないで、目立たないように工夫する
746 そこにいるだけで元気の出る人

*
745 あげまん、さげまん
744 承認が承認たりえるためには
743 承認は人格のバロメーター
742 承認と安堵感
741 プラニングは朝一番に余裕をもって行う

*
740 マジョリティが年下
739 鳴門・徳島に一泊旅行
738 若さとは
737 「やり方」と「やる気」
736 自分で考えることにこだわる人

*
735 他の助言者を引き合いに出すべからず
734 悔しい経験は明日への糧
733 個人差があるので焦らず頑張れ
732 20代半ばでコーチになれるか?
731 人は言葉によって生きる

*
730 わが部屋
729 臨床 作業療法に寄稿
728 一日一件
727 ピンキリの研修講師
726 相手を説得する方法
*
725 納得できない書き方
724 受講者の質
723 グーグル1位に返り咲き
722 何でも誠心誠意やればいいというものではない
721 書評

*
720 ONE ON ONE
719 コーチングは提案で決まる
718 オフハンド・スピーチ
717 ため口
716 日経社告に再登場

*
715 答を渡すのも引き出しのうち
714 これから起こる問題についてのコーチング
713 業界の受益者
712 再度日経経営セミナーに登場
711 それ、やめときませんか

*
710 自分を承認できなければ、他人は承認できない、のか
709 コーチングを大所高所から見ると
708 自他の一体感こそリーダーシップの源泉
707 結婚の選択
706 満足できない=人生楽しめない、のか?

*
705 セルフ・コーチングはブログで
704 グーグル1位陥落
703 守秘義務
702 仕事をしない工夫
701 型を崩すのもひとつのやり方


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001〜050 051〜100 101〜150 151〜200 201〜250
251〜300 301〜350 351〜400 401〜450 451〜500
501〜550 551〜600 601〜650 651〜700 701〜750
751〜800 801〜850 851〜900 901〜950 951〜999
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