今回のコンセプトは「異星人による干渉」です。
「異星人」との「ファースト・コンタクト」は、古くからSF(サイエンス・フィクション)の一つのテーマでした。
一般的な仮想戦記・架空戦記では、現代など特定の時代からの「タイムトラベル」や「タイムスリップ」による干渉は許されても、「インベーダー」や「エイリアン」による干渉は何故かほとんど許されていません。映画はもちろんアニメや漫画じゃ定番設定の一つなのですが、市販はもちろんネット上ですらほとんど見かけません(※一部例外あり)。
船魂などをアレンジした「おとぎ話」もあったり、ネット上ではファンタジー世界に日本が飛ばされて魔法と自衛隊が戦ったりしているのに、何故ないんでしょうね?
そこで今回は、その「タブー」の世界を少しばかり覗いてみたいと思います。
ただしありきたりな人類と異星人の戦争を観測しても、他との違いがなさすぎです。それに普通に考えたら、他の恒星から地球に至るだけの技術力を持つ知的生命体が軍事力を用いたら、地球の文明社会との差は圧倒的すぎて戦闘の名にすら値しない状態となるでしょう。架空戦記の成立する時代では尚更です。
そこで今回は、地球人類と異星人が戦わず、異星人が地球人の一部に干渉していくという状況で、少しばかり覗いてみたいと思います。
それでは、此度も虚構の世界へと参りましょう。
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