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顔子屡空、心屡帰 乎大虚 、而猶有 一息 、聖人則徹 始徹 終、一大
虚而已矣、
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人心帰 乎大虚 、亦自 慎独克己 而入焉、
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常人方寸之虚、与 聖人方寸之虚 同一虚、而気質則清濁昏明、不 可 同
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年而語 也、猶 貧人室中之虚、与 貴人室中之虚 同一虚、而四面牆壁、
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上下屋牀、則美悪精粗之不同 也、而方寸之虚者、便是大虚之虚、而太
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虚之虚、便是方寸之虚也、本無 二矣、畢竟気質牆 壁之 也、
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心不 帰 乎太虚 則必有 物、有 物而謂 不 動者、便是告子強制之道、而
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非 孟子之所 云也、孟子之不 動、以 即太虚 也
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心不 帰 乎太虚 、必動矣、何則有 形者、雖 凌雲之喬嶽、無底之大海 、
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必動 揺於地震 也、而地震不 能 動 太虚 焉、故心帰 乎太虚 、而始可
語 不動 也已矣、
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慶雲鳴雷、凄風和気、皆是太虚之象、而不 常有 、然有 時出焉、喜怒
哀楽、皆是人心之情、而不 常有 、然有 時起焉、
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心帰 乎太虚 、非 他、去 人欲 存 天理 、乃太虚也、
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地載 於水 、水包 於天 、天即太虚也、故心至大、無 不 載焉、
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仁也者、即太虚之生、義也者、即太虚之成、礼也者、即太虚之通、知也
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者、即太虚之明、信也者、即太虚之一、是皆太虚之徳之用也、両人皆備
之、
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中即虚、故其響徹 窓紙 、窓紙振動、
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太虚容 世界 、世界容 於太虚 、而物千変万化、未 嘗能 障 礙於太虚 、
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方寸之虚、与 口耳之虚 本通一、而口耳之虚、即亦与 太虚 通一、而無
際焉、包 括四海 、含 容宇宙 、不 可 捉捕 者也、語 大天下莫 能載
焉之義甚分暁、
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天鐘之鳴、以 其虚 乎中 、其遠響乃喚 醒家々睡人 、而 自 其口咽
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通 于心 、則亦虚也、故有 声以告 時夜 、如両非 有 虚、則無 響与
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声矣、故人亦不 塞 於方寸之虚 、即無 不 感 通於事物 也、
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虚亦有 人為之虚、与 天成之虚 之別 、人為之虚者、即宮室空豁之類也、
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天成之虚者、即人物心口之類也、人為之虚乃不霊、而天成之虚皆含 其
霊 、
と曰ふの類の如きは、即ち是れ、
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『洗心洞箚記』(本文)
その6
『洗心洞箚記』(本文)
その9
『洗心洞箚記』(本文)
その11
『洗心洞箚記』(本文)
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『洗心洞箚記』(本文)
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その102
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その189
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『洗心洞箚記』(本文)
その199
天鐘之鳴
夫鐘之鳴?
『洗心洞箚記』(本文)
その201
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