◇禁転載◇
第十二章 水野忠成インフレーションの巻 | ||
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その1 | 金相場の下落に苦み南鐐の品質引下げを訴願した両替屋 | 4800B |
その2 | 水野忠成の改鋳によって完全に破壊された徳川氏の貨幣制度 | 4300B |
その3 | 水野忠成は発狂人となってボンブの桿を上下した | 4100B |
その4 | インフレ景気への眷恋だけで引立てられた水野出羽守 | 4900B |
その5 | 阿片の中毒と同じインフレ中毒に膏肓を犯された士民 | 4400B |
その6 | 硝子で飛泉を造り炭火で桜花を咲かせた忠成の豪奢 | 5000B |
第十三章 天保の大飢饉、都市ブルヂヨア豪華の巻 | ||
その7 | 行程四五日旅費懐中に重く米の顔は一度も拝めぬ津軽 | 4700B |
その8 | 軒下に茨を植ゑて棄児や行倒れを防いだ南部盛岡 | 5100B |
その9 | 水戸街道を江戸に向って流込んだ東北流民の惨状 | 4600B |
天明の打毀しを天保の施行張札にまで進歩させた社会苦 | 4500B | |
その11 | 大飢饉で暴富を贏ち得た銭屋五兵衛と甲州の百姓一揆 | 4500B |
その12 | 大塩中斎の挙兵一件で知られる国民社会意識の進展 | 4800B |
その13 | 江戸高輪の仙波太郎兵衛越後米買占に手を廻す事 | 4800B |
その14 | 歌人生田万、同志五人と柏崎の陣屋を襲撃 | 4600B |
その15 | 竹越先生でさへ十五人の暴挙を一揆三千人と書く | 4400B |