●コンセプト:
中世ヨーロッパのヴァイキングの植民政策による偶然の結果、北アメリカ大陸にヴァイキング達が根付いた世界。
ちょっとした変化が発端となり、世界を不思議色に染めていく?!
さて今回は、新大陸に白人ながらヨーロッパと決別した人々が繁栄する世界を見ていきたいと思います。
前提条件の一つとして、16世紀に入るまでヨーロッパ世界など新大陸以外には変化はないものとします。織田信長が日本を統一して世界に打って出たりはしません。
世界史上での変化は、11世紀半ば以後の新大陸(南北アメリカ大陸)と、クリストファー・コロンブスが「新大陸」を発見する西暦1492年以後から本格的に始まります。それ以後の変化も、基本的に私たちの世界とは違った要因が加わったことでの変化のみとしたいと思います。
なお、今回の目的は二つ。
一つは、大航海時代を迎えたヨーロッパに新大陸を与えない歴史を歩ませること。新大陸の富を得ず、奴隷貿易を中心とした北大西洋の三角貿易がなければ、大航海時代のヨーロッパはかなり貧相な歴史を歩むのではと想定しています。
もう一つは、極めて個人的な願望であるが、地球上にファンタジー的地名と情景を少しでも多く作り出すこと。剣はともかく魔法や魔物は無理だが、ちょっと変わったヨーロピアンなら新大陸をかなり不思議色に染めてくれるのではと期待しています。
それでは、今回も虚構の世界に参りましょう。
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