●コンセプト:
この世界の目的は、「架空の国」もしくは「箱庭世界」の年代記です。または、架空の一つの民族、国家の歴史全てを追いかけていくことを目的とする予定です。
時折、映画や小説、マンガなどで地球上のどこかにある「とある小国」のような設定を持つ作品を見かけます。ヨーロッパの小国、中東、アジア、アフリカ、中南米、世界中色んな場所に架空の国が設定されてきました。
ほとんどは実際存在する国のどこかを間借りしたものですが、場合によっては本来我々の地球上には存在しない豊富な地下資源などという小道具が仕込まれている場合もあります。
希に全く存在しない場所が設定される事もあります。
そこで今回は、日本とは違う日本的な箱庭世界の構築と、そこでのシヴィラゼーションを行いたいと思います。時間軸的には、箱庭世界の天地創世から21世紀初頭までの今現在に至るまでを対象としてみたいと思っています。
また、当サイトのメインコンテンツ「太陽帝国」でのアイヌ王国と違い、全くの架空世界、架空民族、架空国家を想定し、現代に至るまでの歴史を追いかけていければと思います。
ただしこの世界では、他者に侵略や征服がされにくい箱庭世界でのシヴィラゼーションを主目的として、世界史規模での歴史改変は二次的要素とします。架空世界の創世(文字通りの天地創造)から追いかけるので、架空戦記的要素もかなり低くなる予定です。ファンタジー要素のないファンタジー世界の構築だと思っていただければ、だいたい合っているのではないかと思います。
日本に近い場所に世界を作るので日本との歴史上での連動性は強まる筈ですが、日本の発展や第二次世界大戦での勝利の模索などという架空戦記特有の事象の順位は、かなり下位に置くものとします。想定される箱庭世界以外では、恐らくは可能な限り史実に沿った流れを追うことになるでしょう。
この世界では、日本は脇役でしかありません。
また、歴史的出来事の多くは全くの架空上での出来事であるからこそ、ある程度お約束もしくはご都合主義的な歴史展開を予定したいと考えています。
ただし、箱庭世界の大国化や世界史を揺るがす事を目指すものではありません。同時に「ハデな」戦争、歴史改変も出来る限り避けたいと思います。理由は、箱庭世界が他国に飲み込まれるか、世界史に大きな影響を与えかねないためです。
なお、箱庭世界として、北太平洋の日本寄りの場所に手頃なサイズの架空の島(諸島)を想定して話を進めるものとします。
日本の歴史は、ほぼ関わりのあるものについてのみ取り扱うだけとしたいと思っています。
※今回の「理系」面での設定に無理、不備があるのは、最初から分かって行っています。
生き物なども、こんなのがいたら面白いかもという程度のものです。
幾人かの方からご指摘を受け、多くの方は分かった上でおっしゃってくださいましたが、
皆様も肩の力を抜いて見ていただければと思います。
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